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ネクタイの結び方、いくつ知っていますか?

ネクタイの長さは、結び方によって変えることができます。その際に特にポイントとなるのが「ノット」、つまりネクタイの結び目です。ノットの大きさを調節することによって、ネクタイの長さを調節し、Vゾーンの印象もガラリと変えることができます。ここではこれさえ覚えておけば大丈夫という基本のネクタイの結び方を紹介したいと思います。(1)プレーンノット。最も基本的な結び方です。スーツやシャツとのバランスが取りやすく、ほとんどのものと相性が合います。(2)ダブルノット。プレーンノットを二重巻きにする結び方です。プレーンノットに少しボリュームを持たせたいときに品よくまとまります。(3)セミウインザーノット。ウィンザーノットより小ぶりなノットで、ほど良いボリューム感が出る結び方です。バランスの良い結び方ですので、レギュラーカラーからセミワイド、ワイドカラーのシャツまで応用が利きます。ハーフノットと呼ばれることもあります。(4)ウィンザーノット。倣に広くボリュームのあるノットになる結び方です。ワイドカラーなどの、襟が横に広いシャツと相性が良く、クラシックなスタイルを演出できます。

勇気を出して買ってみた

買ってから一度も身に着けたことのないスカートを絵にしてみた。サテンっぽい布に黒のレースを張ったもので、形はフレアーだ。絵のようなスタイルなら苦労は要らない。こんな、私にしては派手めなスカートだって、買ったら何度か着ているはずだ。クローゼットから取り出しては眺め、そっとそのまま戻す。どう見ても普通の外出着には無理。気張った食事や何かの席ならおかしくないかなあ。友人は、「あらあ、普通に着たって素敵よ。ちっとも派手じゃないわよ」他人事だから簡単にいってくれる。そんな難しいスカート、買わなきゃよかったじゃないの、ともう一人の自分がいう。「だって、ブランドもの専門の古着屋さんで三分の一くらいの値段で出ていたのだもの。それも新品なのよ。そして今年のものなのよ(何でこれが古着屋さんに出るのかな。嬉しいけれど)。安いから、勇気を出して買ってみたのよ。こういうの着てみたかったし」子どもの頃、バレリーナの衣装が着たい、お姫さまの衣装が着たい、というのと変わらないような発想だ。年齢や似合う似合わないは彼方へ放り投げて買ったのだ。

服装に気配りがなされていないということで失礼に当たる

きめ細やかな「ジェントルマンとして受け容れられるためのアドバイス」を書き連ねた卿であるから、当然、服装術に関しても一家言をもっている。まず、装う目的が単純明快である。もちろん、「立派なジェントルマンとして人望を集めること」。この一大目的に奉仕するための服装術では、衆目を集めるための過度の美装や個性を生かすファッションなどは論外である。したがってこんな助言が与えられる。「分別のある人は、服装に個性が出ないように気を配るものだ。自分だけ飛び抜けた格好はしない。その土地の知識人、その社会の人と同じ程度の格好、同じような服装をする。身なりが立派すぎれば浮いてしまうし、みすぼらしければ、服装に気配りがなされていないということで失礼に当たるからだ」。この論理、二十世紀のビジネス・スーツにおける「個の消去」という狙いを先取りしていることにお気づきであろう。