今の仕事は面白くない。もつと自分が興味を持てて、なおかつスキルを活用でき、バリバリ働ける部署に異動したい。社内転職を考えている人で最も多い動機がこれ。でも、あえて暇な部署への異動願を出すということも、社内転職の活用法のひとつです。これからの長いキャリアを考えたとき、常に第一線でバリバリ働き続けるのではなく、一時的に別の部署で次の展開に備えるということも大事だと思います。社内を見直すというのは、その会社の花形部門に異動するためのものだけではなく、自分に充電期間を与えるためのものでもあるのです。もちろん、前の部署に戻れるかどうかはわかりません。そういう意味では、不安とリスクも存在します。
[おすすめサイトのご紹介]
転職のことならリクルートエージェント
http://www.r-agent.co.jp/
>> 転職情報を見る
たとえば、他の会社に転職したいと考えているとしましょう。そして、転職する前にもっと今の会社に人脈をつくっておきたい。それも、会社を移ったらそれで終わりという人脈ではなく、次の会社に行ってもいろいろな形で関わりを持てるような人脈をと考えていたとします。その人脈づくりの時間をとるために、あえて別の部署に異動して、半年か1年を過ごすのです。そのうえで転職すれば、新しい会社に人脈という強い武器を持っていくことができます。もちろん、この間に自分のスキルをさらに高めるための勉強をするというのも、ひとつの手でしょう。いずれにせよ、今の自分を見つめ直し、改めてキャリアを構築したいというときに、社内転職は非常に有効です。これは、転職だけでなく、今の会社で次のステップに進むうえでも、役に立つはずです。たとえば、夕方6時きっかりに上がれる部署であれば、その後の時間を利用して、社会人大学院に通うこともできます。もちろん、お金と時間がかかるというリスクはありますが、社会人である今、真剣に勉強できるチャンスなどなかなか得られるものではありません。勉強の成果が具体的にビジネスの結果として表れるのは、5年先、10年先かもしれませんが、この間に学んだことは必ず後になって生きてきます。私の知り合いにも、現在わざわざ自分から仕事のモチベーションを落としている人がいます。その目的は、MBA(経営学修士)を取得すること。MBAを取得して、今の会社でどうしてもやってみたいビジネスがあるのだそうです。確かに、仕事へのパワーが全開の状態でMBAを取得するためのハードな勉強をするのは、まず無理です。それを無理やり両立させようとしたら、どちらもダメになってしまう恐れがあります。